2012年10月15日17:00
マスターカード・ワールドワイド(MasterCard)は、シンガポールでMasterCardカード会員を対象としたプライスレス・シティ・キャンペーン「プライスレス・シンガポール」を開始したと発表した。
MasterCardのプライスレス・シンガポールは、国際的なファッションショー直後に最新ファッションの購入予約ができる、チャリティーイベントで欧州の王室との懇談ができる、あるいは、招待客のみを対象としたホテルのスイートルームでの贅沢なひと時を過ごせるなど、顧客の興味や関心に合わせ、ショッピング、トラベル、グルメやエンターテインメントなどにおいて、シンガポールの選りすぐった体験を届けるという。
MasterCardのプライスレス・シティ・プログラムは、MasterCardの代名詞ともいうべき長期的なブランディングである「プライスレス」を、これまでの「プライスレスな瞬間を称える」から「プライスレスな体験を人生にもたらす」という考えのもと誕生した。プライスレス・シティ・プログラムは、ニューヨーク、ロンドン、北京、シドニー、ホノルル等で展開しているが、シンガポールは東南アジア地域で同プログラムを展開する初の都市となる。
2012年6月に発表した最新のMasterCardの世界渡航先ランキング(Index of Global Destination Cities)では、シンガポールは世界で最も人気のある渡航先の1つとしてランクインした。シンガポールは132の世界各都市のうち、渡航者数では4位、渡航者消費額では5位となる。
プライスレス・シンガポールは、同国に居住するMasterCardカード会員のみならず、1,320万人の同国への渡航者も利用できるキャンペーンとなる。なお、シンガポールへの渡航者の大半は、東南アジア(41.1%)および北アジア(25.7%) からの渡航者が占めている。
シンガポールはまた、経済的にも重要なハブとして位置し、MasterCard の調査によると、シンガポールの国民の68%が、一生懸命働き、その分、人生において特別な楽しみを享受するという考え方を持っているそうだ。