2012年11月17日9:39
スマートフォンの普及で、紙のレシートから電子レシートへの切換えが進んでいる。小売流通だけでなく銀行のATM利用でも電子レシートが増えている。
2005年にアップルがはじめて電子レシートをスタートさせたが、当時はエコロジーを目的とするものだった。現在は顧客利便性と顧客とのコミュニケーションが主目的となっている。
今年にはいって、米国の大手百貨店メイシーズは、全米で電子レシートの提供をはじめた。ノードストロムやKマート、シアーズ、ギャップ、ベストバイ、ホールフーズなども、電子レシートを発行している。
金融機関では2012年8月に、ウェルズファーゴはATM利用(2010年スタート)だけでなく支店での取引きも電子レシートに移行した。シティバンクは9月にATMの電子レシートをスタートさせている。スマートフォンの普及は、生活スタイルを大きく変えている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。