2013年1月23日11:26
ジャックスは、名古屋鉄道グループの名鉄協商と提携し、同法人が運営する名鉄協商カーシェア「カリテコ」の法人向け利用代金の決済手段として、ジャックスの集金保証型商品を導入することで合意し、2013年1月23日より取り扱いを開始すると発表した。
カリテコは、最短30分から15分単位で自動車を利用できるカーシェアリングサービスである。名鉄協商パーキングを拠点にステーションを展開し、東海エリアでカーシェアリングサービスを提供している。
今回の提携により、カリテコを利用する法人顧客は、ジャックスと保証委託契約を締結することで、カリテコの月間利用料金をまとめて指定口座から翌月1回払いの引き落としにより、名鉄協商へ支払いできる。また、同商品はカードの発行を伴わないため、カードの管理が不要となる。
ジャックスでは、これまでも同様の商品を家賃や各種月額利用料などの決済ツールとして提供してきたが、カーシェアリング業界への導入は、今回の名鉄協商が初となる。現在、カーシェアリングを利用する法人顧客の支払い方法は、現金振込または法人カードによる決済が主流となっている。ジャックスでは、今回の提携を機に同業社への導入を積極的に働きかけるとともに、クレジットカードの発行を伴わない決済方法として、集金保証型の商品をさまざまな業界へ提案していく方針だ。