2013年1月30日18:38
ミック経済研究所は、国内におけるネット決済代行サービス市場規模を発表した。
同調査によるとネット決済代行サービス市場規模は、2011年度で104,500百万円、2012年度は前年度比114.9%で推移し120,110百万円となる見込であるという。その背景として、EC利用者の増加と、EC利用者の年間のEC利用額が増えていることで、EC市場は依然として好調が続いていることが挙げられる。またスマートフォン含む携帯電話とPC、タブレット端末といったインターネットにつながるデバイスの普及もECをより身近なものにしている。最近では、決済代行事業者各社は、アジアを中心に海外での決済代行サービスの展開など、事業の領域そのものを拡げる動きもでてきている。
今後も国内のEC市場は堅調な伸びが続き、EC化率のさらなる上昇が見込まれ、ネット決済代行サービスも好調な推移が続くと予測されるとしており、2013年度から2017年度まで平均成長率15.2%で推移し、2017年度には2011年度の2倍を超える2,442億円の市場規模になると予測している。