2013年5月27日18:04
日本リージャスは、同社が展開する会員制プログラム「ビジネスワールド」を、クレジットカード会社が発行するクレジットカードの付帯サービスに組み込むことができるサービスを本格的に開始すると発表した。
リージャスは、1989年にベルギーのブリュッセルで創設。「レンタルオフィス」「貸し会議室」、テレワークやコワーキングに適した「ビジネスラウンジ」などで構成された施設「ビジネスセンター」と、「バーチャルオフィス」などの関連サービスを展開している。ビジネスセンターは世界100カ国、600都市に1,500拠点を展開し、日本では全国主要都市に41拠点を展開している。ビジネスワールドは、出張時や外出の際の仕事場として、街中のカフェやホテルロビーなどに代わって、ビジネス環境を提供する会員制プログラムとなる。会員は月額2,800円からの利用料金で、インターネット環境とセルフ式カフェが付いたラウンジスペースを、世界中で、回数の制限無く利用可能だ。
クレジットカード会社へ提供する同サービスでは、クレジットカードの付帯サービスとして、利用希望の会員へビジネスワールドを1年間、無料で提供する。これにより、カード保有者の中でも特にビジネスマンや個人事業主などへ、外出時にビジネスに適した仕事環境を提供することが可能となり、新規会員獲得や顧客サービスの充実化に有効活用できるという。なお、同サービスで提供するビジネスワールドのプログラム内容は、利用回制限がない通常のものとは異なり、月間の利用回数を15日間まで/10日間まで/5日間までの制限を設けた3種類の特別プログラムとなる。
また、日本リージャスではこれまでに「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」「ダイナースクラブカード」「エグゼクティブゴールドフォービズ エス」などの付帯サービス向けに、いつでも利用できる通常のビジネスワールドを提供した実績があり、これらのカードについても利用回数に制限を設けた特別プログラムに順次変更する予定であるという。