英国のオンラインプリペイドカードの普及状況は?

2013年6月27日8:11

英国は、アメリカと同様にVisaやMasterCard、American Expressなどの国際ペイメントブランドのオープンループのオンラインプリペイドカードの発行が盛んだ。

プリペイドサービスプロバイダなどが大手金融機関と提携してオープンループでバリューのリロードが可能な「ギフトカード」のほか、「オンライン決済カード」や「送金カード」、「トラベルカード」など多くのオープンループのアプリケーションのオンラインプリペイドカードを発行している。

イギリスのオンラインプリペイドカードの起源は、1930年にイギリスで最初に発行された紙製のバウチャークーポンの“ブックトークン”で、1936年にはグロサリーチェーン大手のブーツ(Boots)がバウチャークーポンのギフトトークンを発行した。

1972年には複数の店で使えるマルチギフトバウチャーが発行。現在、バウチャークーポンは全国75以上の小売店と1万9,000店舗で発行され続けている。

そして、1997年にはイギリス最初のオンラインプリペイドカードのギフトカードが大手スーパーマーケットのASDAから発売された。

書籍「世界の電子マネー・プリペイドカード市場要覧」では、「イギリスのギフトカードとオンラインプリペイドカード」、“UK Gift Card & Voucher Association”や“Prepaid International Forum”、“GX”といった3つのオンラインプリペイドカード関連の事業者団体、トラベルカードの“CashCase Visa Card”などについて紹介している。

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