2013年7月20日9:00
テキストをベースにしたソーシャルメディアといえばTwitter。写真のソーシャルはピンタレスト(Pinterest)やインスタグラム(Instagram)、タンブラー(Tumblr)。動画ソーシャルはYouTube。コンテンツや機能のちがいによって、ソーシャルメディアはさまざまに進化し、細分化している。
いま注目されているのは、ソーシャルコマースだ。写真ソーシャルの一種だが、商品を販売することが最大の特徴だ。注目株は2012年設立のファンシー(The Fancy)である。
写真ソーシャルにコマース機能を付加したものと考えればわかりやすい。世界のセレブが利用していることで有名。まさにファンシーな(奇抜で上質、ときに夢を駆立てる)商品やサービス(旅行やホテルなど)の写真がいっぱいで、みているだけで楽しい。
さらに買って楽しいファンシーに、俳優のウイルスミス、Squareのジャックドーシーなどの有名人が多く投資している。Amexも出資し、ファンシーは総額5,300万ドルを調達している。
収益は毎月300万ドル。時価総額は600億円だ。ファンシーは日本にもすでに上陸している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。