2013年8月19日8:00
最大5%のポイントが貯まる「リクルートカード」を発行
リクルート会員の希望に沿ったサービスをカードに集約
リクルートライフスタイルでは、「リクルートポイント」がお得に貯まる「リクルートカード」「リクルートカードプラス」を新たに発行開始した。業界最高水準のポイント還元や海外旅行傷害保険をはじめとした各種保険など、リクルート会員の希望に沿ったサービスをカードの特典として提供している。
IDやポイントを統一し横断的なサービスを展開
「ポンパレモール」や「じゃらんnet」では3%のポイントが貯まる
リクルートライフスタイルでは、新たに開設したオンラインショッピングモールの「ポンパレモール」をはじめ、宿泊予約サイト「じゃらんnet」、ビューティーサロン検索予約サイト「ホットペッパービューティー」、グルメ検索予約サイト「ホットペッパーグルメ」、チケット共同購入サイト「ポンパレ」などのサービスを展開してきた。同社は、企業としてクロスユースの力を強めるため、2年前にじゃらんnetとホットペッパーを中心とした共通ID・ポイント「じゃらん・ホットペッパーID」、「じゃらん・ホットペッパーポイント」を開始。2013年5月30日には、さらなるユーザー利便性向上のため、連携サービスを増やしていくことを意図し、名称も「リクルートID」「リクルートポイント」に変更している。
「ユーザーの方にとって利便性の高いポイントプログラムとするには、『ポイントがよく貯まる』、『ポイントの使い先が充実している』ということが大事であると考え、自社のサービス横断化を促進しています。クレジットカード発行に関しても、ポイントをより貯めやすくするための手段という文脈の中で発行するに至りました」(リクルートライフスタイル ネットビジネス推進室 カード・ポイントグループ グループマネージャー 狩野真依子氏)
リクルートカードは、VisaとJCBブランドのカードを発行し、年会費無料で提供。同カードは、リクルートにおける11サービスでの利用はもちろん、月々のお買いものや公共料金の支払いや海外旅行など、リクルート以外のサービスでもポイントを貯めることが可能だ。また、リクルートカードプラスはJCBブランドのみの発行となり、年会費は2,100円(税込)となっている。年会費は必要だが、年間27万円以上利用すれば、還元率も含めリクルートプラスの方がお得になるという。
ポイント付与については、通常のカードショッピング利用で「リクルートポイント」が貯まる。業界最高水準のポイント付与率となり、ユーザーにサービスの利用分を還元できると考えている。リクルートカードは100円につき1.2ポイント、リクルートカードプラスは100円につき2ポイントを付与している。また、「ポンパレモール」や「じゃらんnet」の3%をはじめ、(「じゃらんnet」の通常還元率は2%だが、クレジットカードで事前オンライン決済の場合は還元率が1%上がり還元率3%となる)リクルートの各サービスでも利用ポイントが貯まるため、最大5%のポイントを還元される。貯まったポイントは、1ポイント=1円としてリクルートが提供するサービスで利用可能となっている。
また、リクルートカードは年会費無料であっても海外旅行傷害保険に加えて、国内傷害旅行保険やショッピング保険も付帯しているのが特徴だ。リクルートカードプラスにおいては、保険が自動付帯(クレジットカード決済しなくても保障対象になる)であるという点でサービスは充実している。
カードの利益のすべてを会員に還元
最大1万1,000ポイントを付与するキャンペーンも展開
リクルートライフスタイルでは、カードの発行に向け、ユーザーアンケートを実施。「弊社はクレジットカード発行では後発となるため、ポイントがよく貯まる、年会費が安い、保険が充実しているなど、ユーザーの希望に沿ったサービスを形にしました」と狩野氏は説明する。
ポイントの原資については、「弊社ではカードによる収益は考えておらず、利益となるものはすべてユーザーに還元する方針です」と狩野氏は語気を強める。入会者に対しては、リクルートカードプラスで最大1万ポイントを付与するなど、キャンペーンを実施。まずは、リクルートのサービスをよく利用するユーザーに入会してもえるよう訴求するが、「とにかくポイントがよく貯まり、ECサービスや旅行、美容、グルメなどさまざまなシーンでポイントをご利用いただけるため、多くの方にご提供できるサービスになっていると思っております」と、狩野氏は笑顔を見せる。