ラオスの最大手商業銀行BCELと提携(JCB)

2013年9月10日13:13

ジェーシービー(JCB)の海外業務を行うジェーシービー・インターナショナル(JCBI)は、ラオス人民民主共和国(ラオス)最大手の商業銀行であるBANQUE POUR LE COMMERCE EXTERIEUR LAO PUBLIC(BCEL)と、2013年9月9日、ラオスにおけるJCB加盟店業務に関する契約を締結した。BCELは、2014年度初頭を目処にJCB加盟店業務を開始し、2014年12月までに、BCEL傘下の全加盟店で、順次JCBカードの取り扱いを開始するという。

JCBとJCBIは、1994年から同地でJCB加盟店網の拡大に取り組んでおり、2012年11月には現地大手銀行のPhongsavanh Bankと提携したほか、カード発行市場の将来的な成長を見込み、現地消費者向けのJCBカードの発行も検討している。

BCELは1975年に設立され、国内に約60の支店ネットワークを展開する最大の商業銀行となる。カード事業においても国内最大規模(全カード加盟店の70%以上と取引)を誇り、カード発行も積極的に推進しているそうだ。今回のBCELとの提携により、現地のJCB加盟店数は飛躍的に拡大する見込みで、日本をはじめ近隣諸国からラオスを訪れるJCB会員の利便性が大きく向上すると期待している。JCBIとBCELは今後、JCBカード会員向けの優待キャンペーンの実施などを検討していくという。

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