2013年10月3日9:00
モバイルショッピングでわずらわしいのが、名前や住所の入力である。Facebookはこの問題を解決するため、決済会社や決済代行、Eコマースの会社と提携した。
サービス名は「Autofill With Facebook」で、これを使うと素早くチェックアウトできる。現在最終テスト中。
提携したのはPayPal、決済代行プラットフォームのストライプ(Stripe)とブレインツリー(Braintree)、Eコマースのジャックスレッズ(JackThreads)とモザイク(Mosaic)である。
Facebookは独自決済事業を広告収入とともに大きな柱に育てようとしている。が、今回の提携戦略は独自決済をあきらめたかのようにみえる。
軒先を借りて、母屋を盗ろうという戦略なのだろうか。だれが、どこで、いくら使ったかという情報を入手しようとしているようにも思える。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。