2013年10月31日11:17
リードエグジビションは、2013年10月23日~25日まで、「JAPAN IT WEEK秋」を開催した。
三栄電機は、ジャケットをiOS端末に装着する「SCANJACKET」を使ったクレジットカード決済ソリューションの紹介を行った。すでにSCANJACKETは、ゼウス、リンク・プロセシングといったスマートフォン決済ソリューションで利用されているが、新たにANSI9.24推奨の「DUKPT」キーマネジメントに対応。クレメンテックと連携し、三菱UFJニコスが提供する「Poke POS for J-Mups」用にアプリケーションを開発したという。
日本ヒューレットパッカード(日本HP)のブースでは、フライトシステムコンサルティング(フライト)が開発した、J-Debit、電子マネー、銀聯カード、クレジットカードといった決済を一台で実現できる新マルチ決済端末「Incredist(インクレディスト)」の展示が行われた。電子マネーとしては、nanacoと楽天Edyへの対応が発表されている(現時点では未対応)。なお、日本HP、フライト、エスキュービズムでは、法人向けWindows 8タブレット「HP ElitePad 900」を活用したモバイルクレジット決済ソリューションを共同で構築するという。
インターネットイニシアティブとトリニティは、スマートデバイスで顧客情報や店舗管理が可能なタブレットPOSを展示。IIJのクラウドサービスを利用する。ポイントサービスの構築実績が豊富なトリニティのノウハウを活用し、ポイント履歴集計や会員の属性分析、クーポン発行による店舗誘導などが行えるそうだ。
アイルとフューチャーショップは、eコマースサイトとリアル店舗のポイント・顧客情報の統合を可能にした「O2Oポイント共通化ASPサービスFutureShop2X(with CROSS POINT)」を紹介。実店舗レジ横にタブレットを設置。会員は、スマートフォンに表示したバーコードを会員カードとして利用する。店舗ではそのバーコードを読み取ることでポイントの付与が可能だ。