2013年11月1日8:00
プライスレスな海外体験を、MasterCardとともに
充実した国際網を活かした独自の優待サービスが光る
世界210を超える国や地域の加盟店ネットワークを誇る国際ブランド、MasterCard。近年、T&E(トラベル&エンターテインメント)分野のサービス強化が目覚ましいことをご存知だろうか。緻密な国際ネットワークを活かした優待サービス網を構築しているのみならず、プラチナやワールドといったプレミアムカード向けの特典にも注力している。MasterCardカード会員が手にできるのは、ストレスフリーな決済ばかりではないのだ。
「プライスレス・シティ」で唯一無二の旅時間を
プライスレスな体験をもたらす極上の旅プラン
一般に、海外でのクレジットカード利用にともなう優待特典といえば、特定の店舗等での「カード提示で○○%オフ」「カード提示でドリンク1杯サービス」といった類のものが主流だろう。ところが、“プライスレス”な体験で得られる驚きや感動を大切にしているMasterCardの海外優待は、そうしたもののみにとどまらない。
2011年から展開している世界共通のプログラム「プライスレス・シティ」には、プライスレスな体験ができる特別なパッケージツアーが多々ラインナップされている。上位クラスのカード限定のプランも一部含まれるものの、基本的にはすべてのMasterCardカード会員が享受できるプランだ。2012年7月からは、このラインナップにホノルルが加わった。
「『プライスレス・ホノルル』は、日本のMasterCardのオフィスが、日本のお客様のためにつくりました。国際ブランドの強みを活かし、プライスレスな体験価値をご提供できる場所はどこかと考えた場合に、やはり渡航先人気ランキングで常に上位に挙がるハワイであろう、と。日本人にとってハワイは思い入れの強い場所。そこでプログラムを展開しようということになりました」と、マスターカードワールドワイドマーケティング シニアディレクター 石中弘一氏は振り返る。
プライスレス・ホノルルには、日本人の趣味嗜好にフィットしつつ、ロコ(ハワイで生まれ育った人)気分を味わえる約50のプランがそろう。日本の会員限定のプランも多く、MasterCardマークがついた日本国内発行のクレジットカードなら、どのカード会社のものでも対象となる。例えば、「ロコ気分で手ぶらBBQ!」。海をのぞむ広々とした公園でバーベキューが楽しめる、人気のプランだ。旅先でバーベキューをセッティングするのは何かと面倒だが、このツアーでは食材も用意されるため、気軽にロコ気分を満喫できる。
ほかにも、地元名士たちに愛される会員制レストランでのディナー、人気コースへ送迎もセットになったゴルフプレイ、バックステージにまで入ることができる水族園ツアーなど盛りだくさんだ。こうしたプランをいくつか組み合わせ、オーダーメイド感覚でスケジュールを立てれば、旅行会社のパックツアーとはひと味もふた味も違う旅となることだろう。当然ながら事前予約が必要なプランが多いため、詳細はホームページでご確認を。申込みは、専用デスクがフリーダイヤルで対応してくれる。
「日本のお客様にはホノルルのほか、北京、シドニー、シンガポールでも似たような体験をしていただくことができます。また、プライスレス・シティのプログラムは世界20都市以上で展開しておりまして、いろいろな国で、外国からのカード会員様にご利用いただけるものもございます」と石中氏。今後もラインナップを増やしていく予定だというから楽しみだ。
MasterCardで支払えば特典がつく「海外優待ガイド」
お得で使い勝手もよいクーポンは7都市展開
プライスレス・シティでフォーカスしている都市以外にも、MasterCard独自の優待特典はある。人気の韓国をはじめ、上海、香港、台湾、タイ、グアム、ニューヨークを訪れる予定があるならば、MasterCardブランドサイトの「海外優待ガイド」のページに目を通しておきたい。
海外優待ガイドには、MasterCardを使って優待特典が得られる店舗の情報が数多く掲載されている。いま人気のレストランやショップが中心に取り上げられているのも魅力だ。気になるお店のページを印刷して携行すれば、クーポンとして使える。お店の基本情報や地図にくわえ、日本語対応の可否などの情報も掲載されており、ガイドマップとしても便利だ。海外旅行の強い味方となろう。
使いかたはいたって簡単。渡航前にあらかじめ、優待を受けたいお店のページをダウンロードし、プリントアウトしておこう。あとはお店で提示するだけ。ディスカウントやスペシャルプレゼントなど、記載された優待サービスが受けられる。日本国内発行のMasterCardで支払うことが条件だ。
「海外優待ガイドはスマートフォンのアプリもございます。お店は適宜入れ替えておりますし、期間限定の優待もございますので、ぜひご利用いただきたいですね」と石中氏は太鼓判を押す。プリンターがない場合には、PDF版優待ガイドを郵送で配布してくれるサービスもあるという。無料のキャンペーンダイヤルまで問合せのうえ、希望地域をオペレーターに伝えて郵送してもらうこともできる。渡航までに時間的な余裕があれば、利用してみてはいかがだろう。
国際網を活かした多彩なプランをラグジュアリー層に
MasterCardのプレミアムカードでハイエンドな旅を
ゴールド、チタン、プラチナ、ワールドといったプレミアムカードには、海外旅行の際の優待特典も手厚い。空港クローク利用や手荷物宅配など、他社ブランドでもよく見られるタイプのサービスもカードのクラスに応じて装備されているが、それ以上に着目したいのが、渡航先での優待特典のスペシャル感だ。
先述のプライスレス・シティのプログラムには、ゴールドカード以上、あるいはプラチナカード以上の会員限定のものもある。たとえばホノルルで人気の、高級ハイヤーでの空港までの送迎などは、ゴールド以上の限定プランだ。ワイキキホテル地区からホノルル国際空港まで、通常のタクシー代と変わらない料金で送迎してもらえるというものだ。ほかにも、ラグジュアリー層に人気のホテルでのスパトリートメントや、ハイエンドなレストランでのディナーなど、カードの色に見合った、いや、それ以上の優待を得られるから積極的に活用したい。
さらにそれ以外にも、プレミアムカード会員限定の優待特典は、クラスに応じて多彩に用意されている。なかでも、国際ブランドMasterCardの個性と力量がいかんなく発揮されているサービスとして注目したいのが、最上級カードのワールドカード会員のために用意された「ワールド・プリビレッジド・アクセス」だ。国内外を通じて、トラベル、ナイトライフ、ショッピング、ダイニング、ライフスタイル&エンターテインメントという多様なジャンルの特典が受けられる。ハイスペックな環境に慣れたカードホルダーの嗜好をも充足させるラインナップとなっている。
なかなか出逢えないような珠玉の旅行先や、体感的なプラン内容の数々が目を惹く。一例を挙げると、南アフリカのサファリでのドライブとヨガ体験のツアー。モロッコで美食を堪能できる特別な料理ツアー、というのも異彩を放つ。石中氏は「国際ブランドのネットワークを活かして、通常、日本からはなかなか目に触れることのできないような地域でのツアーや、高級なホテルなどのプランも展開をいたしております。あえて特別な旅を、という視点で選んでいただけるような行き先の広さ、深さといいましょうか。そういったものは弊社の持ち味だと思っております」と胸を張る。プラン数も他社にひけをとらない。
ちなみに、国内で発行されているワールドMasterCardは、アプラスのポルシェカード、シティカードのリワードワールドカード、SBIカードのSBIワールドカードの3種となっている。いつかは手にしたい、憧れのカードの筆頭格だ。
不定期に開催されるスペシャルイベントも見逃せない
MasterCardならではのビッグゲストと過ごせる1日
MasterCardは、米国をはじめとして、魅力あるエンターティナーやスポーツ選手、あるいは国際イベントなどの公式スポンサーを務めていることでも知られる。たとえば、ビヨンセのワールドツアー「ミセス・カーター・ショー」のワールドスポンサーだ。本年のアメリカやヨーロッパなどを皮切りに、来日は来年といわれるが、その際のスポンサーにも決定している。
そういった繋がりを活かして不定期で開催される会員向けイベントも、MasterCardならではの国際色豊かなラインナップだ。2013年4月に話題となったのが、アジア初となった「MasterCard レジェンズアカデミー」。女子ゴルフ界を牽引してきたスーパースター、アニカ・ソレンスタムとともに1日をゴルフ三昧で過ごせるファン垂涎のイベントは、参加者の胸にプライスレスな体験として刻まれたことだろう。
「MasterCardが米国本国でPGAのスポンサーをしている縁で実現いたしました。ゴールドカード以上の会員様を対象に、簡単なティーチングのセッション等と、一緒に1ホール回れるイベントを行いました。お客様にご好評でしたので、また時期をみて行いたいと思っております」(石中氏)
こうした、スポット的に開催される優待イベントやキャンペーンは、MasterCardのサイトに随時アップされている。もちろん、各カード発行会社がメールマガジンやニュースレター等で告知する場合もあるものの、非常にバラエティ豊かということもあって網羅しきれていない場合も少なくない。MasterCard発の情報を自分の眼で折々に確認することをおすすめしたい。
取材(2013年9月):ペイメントナビ編集部 ペイメントナビゲーター 池谷貴