2013年12月19日17:31
ディー・エヌ・エー(DeNA)と三菱UFJニコスは、DeNAの連結子会社で、決済代行事業を展開するペイジェントに関する資本業務提携に係る契約を、2013年12月10日に締結したと発表した。これにより、DeNAと三菱UFJニコスの折半出資による新生ペイジェントが12月20日から始動する。
なお、ペイジェントはこれまで、DeNA(出資比率50%)、三菱東京UFJ銀行(同40%)および農林中央金庫(同10%)の3社を株主として運営してきたが、このほど三菱東京UFJ銀行と農林中央金庫の出資分を、三菱UFJニコス(計50%)が取得することで、ペイジェントは三菱UFJニコスの持分法適用会社となる。なお、DeNAの出資比率(50%・連結子会社)に変更はないそうだ。
ペイジェントは、リテール金融サービス分野においての実績と広範な加盟店網を有する三菱UFJニコスの資本参加を受け入れることで、EC決済代行サービスの拡充と加盟店の拡大を推し進めていく。一方、三菱UFJニコスは、ペイジェントへの資本参加を通じて、拡大が見込まれるECマーケットにおけるクレジットカード需要の取り込み強化を目指していくという。