2014年1月6日9:00
2013年12月25日のクリスマスのオンライン売上は、前年対比16.5%アップした。IBMのデジタルアナリティクスベンチマークの調査によると、ショッピングにおけるMobileの利用が急増している。
ホリデーシーズン全体でみると、Mobileトラフィック件数はオンライントラフィックの48%に達した。ほぼ半数がパソコンではなくMobileというのは驚きだ。前年同期比で28.3%アップとなる。売上げでもMobileが強い。前年同期比40%もアップし、オンライン全体の29%となった。
Mobileをさらに分解してみよう。スマートフォンは全オンライントラフィックの28.5%。タブレットは18.1%だった。売上げでみると、タブレットはオンライン売上げの19.4%、スマートフォンは9.3%。ということは、スマートフォンはブラウジングに活用し、タブレットは購入に利用していることがわかる。平均購入単価では、タブレット利用者が95.61ドル。スマートフォンは85.11ドルだった。
IBMのデジタルアナリティクスベンチマークはクラウドベースの分析プラットフォームで、全米800の小売サイトからの生データをリアルタイムに分析している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。