2014年1月31日21:57
国際クレジットカードブランド運営主体であるジェーシービーの海外業務を行う子会社、ジェーシービー・インターナショナルは、カンボジアの商業銀行であるACLEDA Bank Plc. (アクレダバンク)と、同国におけるJCB加盟店業務について提携した。
アクレダバンクは、1月下旬より、順次、同行加盟店でJCBカードの取扱いを開始しており、2014年8月までに、全店(約500店)でJCBカードの利用を可能にするという。これにより同国のJCB加盟店数は約1,700店となる予定だ。
アクレダバンクは、カンボジアの首都プノンペンを本拠地とする大手商業銀行で、近年、クレジットカードやデビットカードの発行や加盟店事業に力を入れている。全国に広がる支店網を活用し、プノンペンのみならず、世界遺産のアンコールワットを有するシェムリアップ、リゾート地のシアヌークビル等でも、ホテルや飲食店を中心に加盟店事業を展開している。
今回の提携は、今後のカード利用ニーズの高まりが見込まれるカンボジアで加盟店網を拡大したいジェーシービーと、日本や、他のアジア地域から同国を訪れるJCB会員のカード売上を取り込みたいアクレダバンクの意向が合致し、実現したという。両社は、今後、JCB会員様向けの加盟店優待についても検討していく。