2014年7月1日18:06
三井住友カードは、ポイントと連動した実店舗への送客を実現するO2O(Online to Offline)サービス「お店でショッピング」において、消費税増税後反動減からの回復が見込める夏のボーナス時期の消費促進策として、大手百貨店のポイントUP参加加盟店を拡充すると発表した。従来の大丸、松坂屋、阪急メンズ東京に加え、2014年7月1日より、電鉄系の東急百貨店、京王百貨店、小田急百貨店が新たに追加となり、同社のポイントプログラム「ワールドプレゼント」のポイントがお得に貯まる店舗が拡大するという。
「お店でショッピング」は、三井住友カード会員向けショッピングサイト「ポイントUPモール」内のコンテンツで、ネットだけでなく実店舗でのショッピングもお得にポイントが貯まるサービスとして2013年10月に開始し、2014年6月現在では約1,500店舗が対象となっている。サービス開始後、スポーツ用品店のヴィクトリアをはじめ、紳士服のコナカ全店、2014年4月には三井アウトレットパーク9施設が新たに加わり、全国にサービス対象エリアを拡大中だ。
開始から約半年間の利用状況を分析したところ、同サービス利用者の約3割が利用した店舗において新規顧客であったことや、既存顧客の購入単価が2割~3割増加したことなどが送客効果として確認できたそうだ。
参加店舗からは「想定を大きく上回る効果」との評価を受けており、利用会員からも「クーポン提示やチェックインが不要で気軽に利用でき、実店舗でもポイントが貯まるお得感が他にはないサービス」という声をもらっているそうだ。
2014年7月からは、三井住友カード会員向けスマホアプリ「Vpassアプリ」を通じたプッシュ通知配信の実施を予定している。今後はポイントUPモールでのサイト閲覧・利用履歴(EC・リアル双方)などを分析し、会員に最適な情報を提供していきたいとしている。