2014年8月7日9:00
米国ではモバイルウォレットがつぎつぎに生まれているが、果たして本当に使われているのだろうか。調査会社のThriveがインターネット利用者2,000人に聞いた。
PayPalやGoogleなどのモバイルウォレットを知っている人はどれくらいいるのだろう。知っていると回答した人は5人に4人だった。結構多い。
では、実際に商品やサービスの支払いに使ったことはあるのだろうか。利用経験者は32%と低かった。毎月利用や四半期利用などのリピート利用は、このなかの約半数だった。
モバイルウォレットについては、知っているが使わないという実態が明らかになった。プラスチックカードや現金のほうがモバイルウォレットより便利だからである。利用できる場所がかぎられているという問題もある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。