2014年10月10日21:45
JR東日本メカトロニクスはこのほど、共同運営のクラウド型決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」で、プリペイド型電子マネー「nanaco」に対応するシステム開発に着手したと発表した。なお、J-Mupsにおけるサービス提供開始は2015年初夏を予定しているという。
nanacoは、セブン・カードサービスが発行するプリペイド方式の電子マネー。発行枚数は累計約3,345万枚(2014年8月末時点)にのぼり、セブン‐イレブンやイトーヨーカドーなどの全国のnanaco加盟店(約15万2,500店・2014年8月末時点)で利用が可能だ。
J-Mupsは、クレジットカード・銀聯カード・J-Debitといった決済サービスのほか、各種規格の電子マネーにも対応可能。決済端末、非接触型リーダーライターともに従来に比べ低価格を実現、インターネット回線利用により導入加盟店の通信コスト削減も可能といった特徴がある。また、決済端末にセンシティブ情報を残さず、安全性にも配慮した設計になっているそうだ。