2015年7月1日16:07
JR東日本メカトロニクス(JREM)と三菱UFJニコスはこのほど、共同運営のクラウド型マルチ決済システム「J-Mups」で、プリペイド型の非接触電子マネー「nanaco」の取り扱いを決め、三菱UFJニコスは2015年6月22日から加盟店募集を開始したと発表した。J-Mupsでは、「Suica」等の交通系電子マネー、「iD」、「QUICPay」、「楽天Edy」、「WAON」を扱っており、今回のnanacoの追加で6種類の主要電子マネーの利用が可能となる。
nanacoは、セブン・カードサービスが発行しており、2015年5月末現在の発行枚数は累計約3,938万枚、利用加盟店は17万7,500店となっている。
J-Mupsは、主要電子マネー以外にも、クレジットカード、銀聯カード、J-Debitといった決済サービスに対応している。決済端末、非接触リーダライタともに従来に比べ低価格を実現し、インターネット回線により導入加盟店は通信コストを削減可能だ。