2014年10月31日16:11
大日本印刷(DNP)は、カードに印刷した顔写真やID番号などの耐摩耗性を、これまでの5倍に高めるカードプリンター用透明ホログラムリボンを開発し、2015年4月に販売を開始する予定であると発表した。2017年度までの3年間累計で30億円の関連売上を目指す。
DNPが開発した透明ホログラムリボンは、テーバー摩耗試験で、従来製品の5倍となる2,500回を超える耐摩耗性を持つ保護層を有している。この透明ホログラムリボンを使ってIDカードに顔写真やID番号などを印刷すれば、保護フィルムをラミネート加工した場合とほぼ同等(DNP調べ)の印刷の耐摩耗性が得られるそうだ。印刷の耐久性をカードに付与できるほか、透明ホログラムも同時に加工できるため、偽造防止効果も付与することができる。
DNPは、国内外のIDカードをはじめ、クレジットカード、キャッシュカード、交通カードなどの分野に、今回の新製品を提供し、カードプリンターメーカーやカード発行企業・団体への導入を促進する。また、引き続き、今回開発した技術を応用して、透明リボンや大型のカードプリンター用リボンなど、製品ラインアップを拡充していく方針だ。
企業名 | 所在地 | HP | |
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