2014年11月7日9:00
米国のApple Pay関係者は、これをぜったいに成功させようと強い意識をもっている。さもなければ、モバイルNFC決済は消費者から見放されてしまうからである。
ウェルズファーゴはApple Pay利用促進のため、インセンティブをつけることにした。クレジットカードでApple Payを利用する人には20ドルのクレジット。デビットやプリペイドカードの利用者には10ドルのクレジットをつける。
期間は11月30日まで。この間にクレジットカードでApple Payを利用すれば、請求額から20ドルが減額される。デビットやプリペイドカード利用者は利用から45日以内に口座に10ドルが振込まれる。
Apple PayはNFC非接触という利便性だけでなく、カード番号をトークン化して利用するためセキュリティが格段に強化される。カード業界ではこの普及の足がかりになるとみているのだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。