2014年11月14日12:32
イオンと大阪府堺市は、2014年11月13日に包括連携協定を締結したと発表した。
今回の協定の目的は、イオンと堺市が相互の連携を強化することにより双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、市民サービスの向上と堺市内における地域の一層の活性化を図ることとなる。
同協定により、両者では、地域の暮らしの安全・安心や災害対策、歴史的文化の継承と観光振興、「百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産」登録に関すること、地域産業の活性化連携など8項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていく。
第一弾として、イオンは世界三大墳墓の1つに数えられる百舌鳥・古市古墳群にある「仁徳天皇陵古墳」をデザインした「堺WAON」カードを2014年11月14日より発行する。まずは近畿エリアの総合スーパーの 「イオン」など、約80店舗で販売を開始し、その後全国に順次拡大するという。同カードが全国約19万2,000箇所のWAON加盟店で決済された場合、その金額の一部をイオンが堺市に寄付し、世界文化遺産登録をめざしている百舌鳥・古市古墳群の「仁徳天皇陵古墳」を中心とした堺の歴史文化のまちづくりなどを協働で推進していくそうだ。イオンでは「堺WAON」カードの初年度の発行目標を3万枚に設定している。