2014年12月9日9:00
ドイツの決済サービス提供会社ワイアーカード(Wirecard)は、Visaの子会社であるプロセッシングサービス(VPS)の全株式を1,600万ドルで買取ることを発表した。
ワイアーカードはVisaと提携し、アジアパシフィック、ラテンアメリカなどでプリペイドカード発行をおこなう。
ワイアーカードはモバイルや非接触決済などのサービスとともにプリペイドカードを提供。低所得者向けに政府の給付金サービスなども手掛ける予定だ。
アジアやラテンアメリカは銀行口座をもっていないアンバンクトと呼ばれる人たちが多く、プリペイドカード需要が高い。ワイヤーカードグループは12,000社にサービスを提供している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。