2014年12月29日9:00
AppleやFacebook、Googleなどの株式をギフトカードにしてプレゼントできたら、受け手はそのブランドや株価に興味をしめすだろう。という着想で創業したのがストックパイル(Stokpile)である。
プリペイドカードに株式というバリューをチャージする新たなビジネスモデルで、2014年春のFinovateでBest of Showを獲得した。そのストックパイルがクラウド金融ソリューションのヨドリー(Yodlee)と提携し、銀行の口座顧客にサービスを提供することになった。
デビットカードの利用で1ドル以下の小銭は切上げて引落し、端数を1カ月間ためてそれを顧客の好きな株式に自動的に投資できるようにする。もちろんオンラインバンク口座から直接株式ギフトカードを購入することも可能だ。
Fedの調査によると、年収でトップ10%にはいる人たちはほとんど全員が株式を保有しているが、米国人の86%は自分の株式をもっていないという。この層を対象に株式販売を加速する。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。