2015年2月22日19:08
2015年10月のライアビリティシフトに向けて、米国カード業界のIC化は順調に進んでいるようだ。スマートカードアライアンスの第8回サミットで明らかになった。
現在ICカードを保有している米国人は約1.2億人。米国Visaは、2015年末までに5.75億枚のカードが発行されると予測している。これはクレジットカードの約71%、デビットカードの約41%に相当する。
マーチャントの対応も加速している。米国Visaは2015年末までに、ICカード対応のマーチャントが47%になるという。現在は78,800カ所しかない。
膨大な経費がかかるという理由から二の足を踏んでいた米国カード業界は、10月をめざしICカード対応を加速している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。