2015年4月14日21:15
イオンとダイエーは、ダイエーが運営する約280店舗において、2015年4月13日から、イオンオーナーズカード(イオン株主さまご優待カード)のキャッシュバック特典の適用が開始されると発表した。ダイエーは2013年8月にイオンの連結子会社となり、2015年1月の完全子会社化を経て現在、首都圏・京阪神に展開領域を特化し、同社の強みである「食品」に経営資源を集中させることで、国内ナンバーワンの“総合食品小売業”となることを目指しているそうだ。両社では統一セールスの実施やダイエー店舗における電子マネー「WAON」の導入などをおこなっているが、このほど株主向け特典においても同様の考えに基づいて、イオン各店舗同様ダイエー店舗においても“イオン株主ご優待特典”の適用を開始した。
具体的な株主優待制度の特典として、全国のイオン、マックスバリュなど、特典対象店舗の直営売場での買上金額に対してキャッシュバックされる制度を提供する。利用者は、対象店舗で買い上げの際、イオンオーナーズカードを提示し、現金・WAON・イオンマークの入ったクレジットカードでのクレジット払い・イオン商品券・イオンギフトカードで精算することで、対象となる支払金額合計に対し、持株数に応じた返金率をかけた金額を半期ごとにまとめて返金する。
また、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」の対象となるグループ各社で会計時に、イオンオーナーズカードを提示すると、現金・WAON・イオンマークの入ったクレジットカードでのクレジット払い・イオン商品券・イオンギフトカードなどで5%割引特典が受けられる。
さらに、イオンオーナーズカードの提示で全国162店舗(2015年3月1日現在)のイオンラウンジを利用可能だ。
加えて、新たな特典として、3年以上継続してイオン株式を保有し、かつ毎年2月末日時点の株主名簿に基づき、1,000株以上保有の株主に、保有株式数に応じたイオンギフトカードを進呈するという。