2015年5月29日16:14
ライフコーポレーションと、富士通エフ・アイ・ピー(富士通 FIP)、凸版印刷は、2016年 春より自社型電子マネーカードによる決済サービスをライフコーポレーション全店(2015年5月時点248店舗/首都圏107店舗、近畿圏141店舗)で開始する予定であると発表した。
サーバ管理型の電子マネーカードは、あらかじめカードに入金した金額の範囲内で買い物時の支払に利用できるため、面倒な小銭のやり取りをすることなくスピーディーにレジの通過が実現できるという。
そのため近年大手 GMS や各地域でチェーン展開しているスーパーマーケットにおいても、導入が加速しているそうだ。このような中でライフコーポレーションも顧客に対してより便利な支払方法を提供するため、このほど富士通 FIP と凸版印刷が共同で運営する「サーバ管理型電子マネーサービス」を導入しライフのポイントカードと一体化した自社型電子マネーカードを発行することになった。
ライフのポイントカードと一体化した自社型電子マネーカードを発行することにより、顧客にとってはキャッシュレスでの買い物、レジ精算時のストレスの削減とともにライフのポイントも貯めることが可能となる。
今回、ライフコーポレーションが富士通 FIP・凸版印刷と協業して自社型電子マネーを発行する理由は、利用する「サーバ管理型電子マネーサービス」が、セキュリティの高いデータセンターで運用される「信頼性の高さ」とともに、これまでの豊富な実績から蓄積されたノウハウをもとに、情報技術の提供にとどまらず、導入計画から運用設計、カード製造、プロモーションまで、電子マネーサービスのすべてに精通しており、顧客に安心して利用してもらえるシステム構築が可能だという。
なお、富士通 FIP と凸版印刷の「サーバ管理型電子マネーサービス」は、ギフトカードの残高管理を行う「ギフトカード ASP サービス」を利用したサービスとなる。情報セキュリティ格付で決済サービスとして初となる最高位「AAAis」を取得しているほか、ISO/IEC27001をはじめ各種国際認証を満たした富士通 FIP のデータセンターで運用されるサービスとして、すでに約 120 社を超える企業に導入されている。