2015年7月14日18:47
大日本印刷(DNP)は、上下を反転(180度回転)させると絵柄が切り替わるリップマン型ホログラムを開発したと発表した。目視で真贋判定できるセキュリティ製品として、模倣品対策などの用途に向けて、7月14日に発売する。
リップマン型ホログラムは、フィルムに特殊なポリマー材料を塗布して、材料内部の密度を変化させることによって、屈折率の変化として干渉縞を形成して製造される。その干渉縞に入射する光の回折現象により、立体的なホログラム像が再生されるそうだ。奥行きのある立体感の表現が可能となっている。
DNPは、世界で初めてリップマンホログラムの量産に成功。さらに、リップマン型ホログラムの転写箔加工は非常に難度が高く、製品の模倣品対策としてリップマン型ホログラムを転写したラベルなどの製品を提供しているのは世界でもDNPだけであるそうだ。
DNPは、今回開発したホログラムを商品券・ギフト券を発行する企業や、模倣品対策を必要とする自動車部品、電子部品、電池、医薬品、OAサプライ品などのメーカーに提供し、2017年度までの3年間累計で、10億円の売上を目指す。
企業名 | 所在地 | HP | |
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