2015年8月24日11:30
ジェーシービー(JCB)は、国土交通省中部運輸局および中部広域観光推進協議会と協働し、「昇龍道プロジェクト」の一環として、台湾、韓国、香港のJCB会員を日本へ誘致する取り組みを行うと発表した。
JCBは、2013年度に、観光庁が推進する「訪日旅行促進事業」(ビジット・ジャパン事業)の地方連携事業の一環として、台湾のJCB会員を中部北陸地方に誘致する施策(優待価格での観光ツアーや、加盟店優待提供)を実施した。当時、中部地区のビジット・ジャパン地方連携事業へのカード会社の参画は初の試みだったが、中部北陸地域を海外にPRした実績が評価され、2014年度、2015年度も引き続きビジット・ジャパン地方連携事業として、JCBが昇竜道ツアー等の施策を展開する運びとなった。
具体的には、各国・地域の大手旅行代理店とタイアップし、JCB会員限定の優待価格でツアーを提供し、昇龍道地域への誘致を実施。JCBは、会員へ送付するカード利用明細書やメールマガジン、また 旅行代理店のマーケティングチャネルを通じて、ツアーの告知を行う。
JCB会員向け 『「昇龍道」JCBクーポンブック』を約2万部配布。中部北陸地域の人気百貨店・商業施設など約60施設とタイアップし、台湾、韓国、香港のJCB会員向けに割引などの優待を提供する。