2015年9月15日14:56
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、金融リテラシー教育サイト「実用的なマネースキル」を新たに立ち上げ、2015年9月15日に公開したと発表した。
同サイトは、パーソナルファイナンスの基本的考え方やヒントを学び、お金を少しでも上手に管理してもらえるようにサポートすることを目的としており、一般の人と教育者の双方をサポートしている。
パーソナルファイナンスの部分には、クレジットや債務、貯蓄、ライフプランニングに関連した情報を、また、サッカーゲームを通じて金融知識を学習できるファイナンシャル・サッカーゲームも同時に公開している。一般の人に加え、教育者向けの情報として、2013年から横浜国立大学他で実施している「金融リテラシー入門」教材の紹介、また、金融リテラシー教育活動についても実際の大学での授業風景動画も交えつつ紹介している。
Visaは、グローバルで199年より金融リテラシー教育活動に取り組んでおり、200年のClinton Global Imitativeで2013年5月までに2,000万人の人に金融リテラシーのサポートを提供することを宣言していたが、2012年5月にすでに2,000万人を超え、2015年1月時点では、その数は3,000万人に上っている。日本においては、2012年の日米大学生比較調査に始まり、2013年1月には金融リテラシー教育推進委員会を横浜国立大学 教育人間科学部 教授 西村隆男氏を座長に金融教育や消費者教育の専門家と共に立ち上げ、大学生向けの金融リテラシー入門テキストの開発ならびに、大学での講義実施を行っている。
今後、さらに、より多くの人に金融リテラシーのサポートを提供できるよう、サイト内のコンテンツを拡充していく予定だ。