2015年10月9日18:46
三菱UFJニコスはこのほど、「TOURIST INFORMATION CENTER(ツーリスト・インフォメーション・センター)」等、エイチ・アイ・エス運営の訪日外国人専門店全9拠点で、iPadを使ったモバイル端末での外貨建てカード決済サービスの取り扱いを2015年8月27日に開始したと発表した。
同社は訪日外国人向けには「TOURIST INFORMATION CENTER」の店舗ブランド等で、周辺の観光案内や各種予約サービス、専用ツアーなどを取り扱っている。2015年1月に第一号(専門)店を京都に開設以降、4月に大阪と沖縄、6月に奈良、7月に東京・原宿で開業、一般店舗併設の窓口(東京・新宿、銀座の2カ所)を含め全9拠点で快適な訪日旅行をサポートしている。
なお、4月からこの全店で、iPad活用によるモバイル端末を使った同社決済システム「Poke Pos for J‐Mups」を導入しており、同端末への外貨建てカード決済サービス「DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済サービス」の機能(アプリケーション)追加を決めたという。
「DCC決済サービス」は、日本国内において海外発行カード(VisaとMasterCard)による外貨建てでの決済を可能とする仕組みとなる。これにより、訪日外国人は店頭で「自国通貨建て」での支払いを選べば、為替変動を心配することなく、支払い金額を確定できるという。対応通貨は、米ドル、韓国ウォン、豪ドル、台湾ドル、ユーロなど19通貨。