2015年11月18日14:51
PayPal Pte. Ltd.(ペイパル)は、このほどエス・ワイ・エス(SYS)が急増する訪日観光対策としてペイパルを導入すると発表した。これにより、SYSのブッキングエンジン「OPTIMA」を利用するホテルにて、2016年初旬よりペイパルを決済手段の1つとして導入することが可能となる。
ペイパルはすでに国内において、積極的に訪日観光・越境ECとの提携を行っており、北海道最大のオールシーズンリゾート「ルスツリゾート」への導入や、中国銀聯カードや中国建設銀行などとのコラボレーションによって中国の消費者と国内EC事業者を結ぶ「ペイパルチャイナコネクトプログラム」のローンチを進めてきた。また、クールジャパン関連のグッズやコンテンツの海外販売においても利用されている。
ペイパルは、越境ECにおけるグローバルスタンダードとして203の国と地域、100通貨以上に対応しており、1億7,300万人が利用している。 中国では、2010年より銀聯カードに対応しており、発行総数50億枚の銀聯カード会員が海外ネット購入を行うことを可能にしているそうだ。