2015年12月8日9:00
2015年のブラックフライデーに異変が起きた。といっても、Eコマースでの話。
感謝祭後の金曜日は店頭から商品がなくなるくらい売れるのでブラックフライデーというが、今年のEコマース売上げはブラックフライデーより感謝祭当日のほうが多かった。
Adobeの調査によると、感謝祭当日のオンライン売上げは前年対比25%アップ。ブラックフライデーは14%アップだった。
その理由のひとつが前倒しのオンラインセール。小売流通はブラックフライデーの売上げを確保するため、例年より1日早い感謝祭にオンラインセールを実施したためである。
スマートフォンの利用が多かったのも今年の特徴。オンライントランザクションの3分の1から約半数がモバイル利用だった。モバイルの普及で今後ますますEコマーストランザクションが増えるだろう。