2015年12月7日20:48
丸井グループのクレジットカード事業会社であるエポスカードは、2016年2月初旬より、橘百貨店が運営する百貨店「ボンベルタ橘」(宮崎県宮崎市)とのコラボレーションカード「橘エポスカード」の発行を開始すると発表した。
同カードでは、ボンベルタ橘と近隣の商店街が一体となり、「地域で一番オトクで便利なクレジットカード」を目指すという。また、街全体のにぎわいや魅力の向上をめざす「タウンカード」として同社グループにとって初の取り組みとなる。今後、「ボンベルタ橘」にとどまらず、周辺エリアでのカード利用可能店舗や施設の拡大、また、カード会員向けの優待特典を提供する店舗の拡大などの準備を進める。
「ボンベルタ橘」は、宮崎県宮崎市の中心市街地に位置し、食品スーパー「ハーティながやま」、「明林堂書店」や「ダイソー」などの大型テナントをはじめ、自社で編集する雑貨売場など、約160ショップが揃い、売場面積は約6,600坪、駐車台数約1,500台を有する百貨店となる。
今回のカード発行にあたり、「ボンベルタ橘」内にカードセンターを設置し、エポスカードの専任スタッフが常駐。VisaブランドのICチップ付カードを、申し込み当日に店頭即時発行する。「橘エポスカード」は「ボンベルタ橘」での入会・利用特典に加え、すべての種類のエポスカード共通となる、全国7,000以上の店舗・施設での優待サービスも利用可能だ。
エポスカードは、丸井グループのクレジットカード事業会社となる。2006年にスタートした現行の「エポスカード」は、Visaのスペシャルライセンシー(直接発行権)を取得。会員数は603万人(2015年9月末現在)、2014年度の年間取扱高は1兆円を超えたという。