2016年1月4日9:00
カード型ウォレットで話題を集めたストラトスが身売りした。引受けたのはシーライトワン(Ciright One LLC)だ。
サイフの中のクレジットカードやデビットカード、ギフトカード、ポイントカードなどを、1枚のプラスチックカードに統合できるサービスを開発していた。
ストラトスはミシガン州アンアーバーのビルも売りに出している。ソーシャルメディアは停止、顧客サポートのリクエストには応答がないという状況だった。
ストラトスは調達がうまくいかず、資金繰りに詰まっていたようだ。これまで調達した金額は663万ドルである。
競合のコインやスワイプ、プラスチックもまだ本格リリースしていない。Apple PayやAndroid Payの登場で、カード型ウォレットの旗色は悪くなるいっぽうだ。