2016年1月25日9:17
ネットスターズとウィ・ジャパンは、このほどネットスターズが展開する中国人旅行客向け決済サービス「WeChat Payment(ウィチャットペイメント)」の導入店舗が春節に向けて100社突破見込みとなったことを記念して、中国を代表するSNS WeChatの企業向け公式アカウントを、100社限定無料で開設すると発表した。
WeChat(ウィチャット)は中国全土で6.5億以上のアクティブユーザーをもつSNS。スマートフォンに特化して、友達同士のコミュニケーションに使うのをはじめ、日々の生活の出来事を撮影して投稿したり、支払いや旅行予約などに使うなど、中国の20代~30代を中心に利用されている。
企業はWeChat内に自社やブランドの公式アカウントを開設することで、公式アカウント内でフォロワーに対して、定期的な情報配信をはじめ、チャットによる顧客との1対1コミュニケーション、クーポンやミニゲームの配信、ECの展開などさまざまな形で活用が可能だ。
日本の企業にとっては、WeChat公式アカウントを開設するためには言語対応やコストなどさまざまなハードルがあるが、ネットスターズとウィ・ジャパンは、2015年10月より本格展開している「WeChat」の店舗での決済サービス「WeChat Payment」が100社突破見込みとなったことを記念して、公式アカウント100個を確保。無料で希望の企業に提供し、公式アカウント開設を行う。公式アカウントを開設することで、WeChatのキャンペーンツールなども利用できるようになるそうだ。