2016年8月5日16:00
ラコステジャパンは、2016年8月5日から、ネットスターズを通じて、中国人旅行者向けのスマートフォンを使った決済サービス、「WeChat Payment(ウィチャットペイメント、中国名:微信支付)」を導入すると発表した。
まずは直営の9店舗で利用開始し、順次全国40店舗まで拡大予定だ。グローバルファッションブランドの全国規模でのWeChat Payment導入は初となる。
WeChat Paymentは中国で月間7億以上のアクティブユーザを誇る巨大SNS「WeChat」の、決済機能を活用した店舗決済サービスとなる。買い物時に財布がなくても携帯電話があれば支払いができ、中国国内でも都市部を中心に急速に普及している。
日本ではネットスターズがWeChatを運営する中国・テンセント社のグループ企業を代理して、2015年10月から本格的に日本でのサービスを開始。大丸松坂屋百貨店をはじめ、全国500店舗以上に導入している。WeChatのもつSNSとしての情報発信機能や、プロモーション関連機能とも組み合わせて中国人旅行客対応に活用できるのが特徴となっている。