2016年2月22日13:10
マネーツリーは、同社の金融インフラサービス「MT LINK」を、みずほ銀行が、「みずほダイレクトアプリ」で採用することを決定したと発表した。
マネーツリーでは、2013年に個人資産管理アプリ「Moneytree一生通帳、家計簿より楽チン!」、2014年に経費精算サービス「Moneytree PLUS」、法人口座閲覧サービス「Moneytree PRO」の提供を開始したが、これらのサービスのプラットフォームとなっている金融インフラサービス「MT LINK」が、このほど「みずほダイレクトアプリ」で採用されることとなった。
MT LINKは、銀行口座、クレジット、電子マネー、ポイントの情報を1つにまとめたファイナンスデータのクラウドサービスとなる。いつどこで、お金がどう動いているか、既存のシステムと連携し、活用できる新しい仕組みなのが特徴であるという。MT LINKは、さまざまなクラウドのサービスはもちろん、従来のオンプレミス型サービスにもスムーズに導入可能だ。システム間で、必要な分だけの情報をキャッチボールするので、開発コストを大幅に削減する。
今回の採用に関しては、みずほダイレクトアプリ内で、「一生通帳 by Moneytree」の項目が追加となるもとで、入出金明細照会の閲覧期間が登録以降、一生閲覧できるという。また、みずほ銀行の口座残高の合算表示が可能になる。
共同開発を経た後、4月上旬にみずほダイレクトアプリに「一生通帳 by Moneytree」の項目が追加される予定だ。
なお、みずほダイレクトアプリは野村総合研究所が開発を担当しており、今回の件でも協力を得たという。