2016年5月19日9:00
ビッグデータを扱っている企業は儲かっているのだろうか。どんな企業が収益ランクの上位にきているのだろうか。
ウィキボン(Wikibon)は2015年のビッグデータ市場シェアレポートをリリースした。それによると、ビッグデータの2015年市場規模(収益)は226億ドル、2兆円を超えている。前年比22%の伸びとなった。
そのうちトップ10のシェアは33%、75.59億ドルだ。ビッグデータ市場は今後も拡大し、2026年には922億ドルになるとWikibonは予測している。
ビッグデータ収益でトップはIBM。21億ドルでマーケットシェアは9.3%だった。2位はSAP。8.9億ドルで3.9%のシェアを獲得した。1位と2位の差は2倍強と開いている。
3位はオラクル。4位はHPE。5位は僅差でPalantirとなっている。以下、Splunk、Accenture、Teradata、Microsoftがつづく。ビッグデータ市場は今後も拡大するが、そのアウトプットが重要な成長要因となる。