2026年2月12日8:00
和田 文明
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プロフィール キャッシュレス、電子マネー関連のジャーナリスト/ライター、主に欧米、アジアのセキュリティを含むキャッシュレス情報、カスタマーロイヤルティプログラム情報を取材 |
“ソウル・キャッシュレス見聞記2025”第2部の第6回目は、今年から導入された気候同行カード(Climate Card)や1回乗車用カード(Single Journey Ticket)などの韓国のIC乗車券について紹介してみたい。
Index “ソウル・キャッシュレス見聞記2025”第1部 (1)韓国のデビットカード (2)韓国のハイブリッドカード(Hybrid Card) (3)韓国のハイブリッドコンビニ (4)韓国のコインレス(Coinless) (5)韓国のEasy Kiosk (6)韓国のIC乗車券 (7)韓国郵政のPost PayとZero Pay・韓国のデビットカード
“ソウル・キャッシュレス見聞記2025”第1部はこちら (1)韓国・ソウルへの旅 (2)韓国のキャッシュレスの現状について(上、下) (3)NAMANEとWOWPASS (4)Eximbay(エキシンベイ) (5)日系ビジネスホテルの東横インソウル永登浦に泊まって (6)韓国の観光アプリ
気候同行カード(Climate Card)
気候同行カード(Climate Card)は、ソウル特別市がトライアルを経て今年から本格的に導入した地下鉄やバス、レンタル自転車などの公共交通機関の定額制定期券(Pass)サービスである。気候同行カード(Climate Card)は、気候変動への対応を目的としており、自家用車を使わず公共交通機関を利用することで排ガス排出量を減らすという趣旨から名付けられている。この定期券(Pass)の気候同行カードは、地下鉄やバス、レンタル自転車などの公共交通機関の利用を促すことで、個人の交通費節約と都市全体の持続可能性を両立させるための、ソウル市による先進的な取り組みとして注目されている。
気候同行カード(Climate Card)の種類は、(表)の通りで、30日間有効の30日券(Pass)と1日券~5日間の短期利用券(Pass)もラインアップされている。30日券(ソウル市レンタル自転車を含む)(ただし、空港鉄道のKTX・ITX、新盆唐線、京春線など、ソウル市が管轄しない一部路線は除かれる)
(表)気候同行カード(Climate Card)の種類
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券種 |
価格 |
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30日券(ソウル市レンタル自転車を含む) |
65,000ウォン |
青年(満19~39歳)割引:58,000ウォン |
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30日券(ソウル市公共自転車を含まない) |
62,000ウォン |
青年(満19~39歳)割引:55,000ウォン |
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短期利用券1日券 |
5,000ウォン |
ソウル市公共自転車を含まない チャージ日から使用期間開始 例) 9月1日(月)に1日券をチャージした場合、7月1日の終電まで利用可能、事前チャージ不可 |
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短期利用券2日券 |
8,000ウォン |
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短期利用券3日券 |
10,000ウォン |
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短期利用券5日券 |
15,000ウォン |
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短期利用券7日券 |
20,000ウォン |
気候同行カード(Climate Card)のHPより作成
30日券(Pass)にはソウル市のタルインと呼ばれるレンタル自転車利用を含む場合は65,000ウォン(約6,500円)、レンタル自転車利用を含まない場合は62,000ウォン(約6,200円)があり、青年(満19~39歳)割引も設定されている。短期利用券1日券(Pass)の場合は、5,000ウォン(約500円)、短期利用券7日券(Pass)は、20,000ウォン(約2,000円)である。(写真)は、宿泊したホテル近くのレンタル自転車置き場、たまたまレンタル自転車の回送自動車が来ていた。

気候同行カード(Climate Card)のカード本体の購入は、地下鉄の駅の券売機や、コンビニエンスストアで、1枚2,000ウォン(約200円)で購入できる。気候同行カード(Climate Card)への30日券(Pass)や短期利用券1日券(Pass)~5日券(Pass)チャージは、地下鉄駅内の券売機で行う。気候同行カード(Climate Card)の利用は地下鉄の改札やバス乗降時に、IC乗車券のT-moneyカードのように端末にタッチして利用する。
今回のソウルでの旅行はこの気候同行カード(Climate Card)の短期利用券3日券(Pass)ないし5日券(Pass)を購入して利用する心算であったが、前回(2022年11月)の使い残したKOREA TOUR CARD(T-Money)があったので、バリュー10,000ウォン(約1,000円)を地下鉄の券売機でチャージして利用した。4日間の地下鉄の公共個通機関の乗車料金をまかなうことができたし、残りのバリューでミネラルウォーターをコンビニで購入することができた。Uberタクシーや一般タクシーの料金もT-Moneyカードで支払うことができるが、こちらはクレジットカードで支払った。
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気候同行カード(Climate Card) (図)は、宿泊したホテルの隣にあったコンビニのCUで、2,000ウォン(約200円)で買い求め、記念に持ち帰った次第である。 |

1回乗車用カード(Single Journey Ticket)
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