2016年6月6日22:49
ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を提供するロックオンは、各種ポイントサービスとの連携カスタマイズを考慮し、EC-CUBE 3.0系「ポイントプラグイン」を2016年6月6日にリリースした。
EC-CUBEでは、旧バージョンであるEC-CUBE 2系にもポイント機能が本体標準機能として搭載されていたが、EC-CUBE本体のあらゆる部分にポイント機能のソースコードが埋め込まれており、カスタマイズするのが非常に困難だったという。この問題の解決策として、EC-CUBE 3.0系ではポイント機能のカスタマイズ性を重視し、EC-CUBE本体とは切り離し独立した「ポイントプラグイン」としてリリースした。これにより、各種ポイントとの置き換えや連携が行いやすくなるだけでなく、オムニチャネルECでのリアル店舗ポイントとECサイトポイントとの連携も行いやすくなるという。
なお、EC-CUBEは、ロックオンが開発したECサイト構築パッケージをオープンソースとして2006年9月に公開したものとなる。ダウンロード数170万件超、推定2万2,000店舗以上で実際に稼働しているという(ロックオン調べ)。2014年9月には企業間商取引(BtoB)向けECサイト構築パッケージ「EC-CUBE B2B」、2015年7月には内部構造を全面刷新し、「拡張性の向上」を追求した「EC-CUBE 3.0」をリリースしている。