2016年8月4日15:08
ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は、 クレジットカード情報の非保持化を実現する「トークンサービス」を、2016年8月4日から提供開始すると発表した。
「トークンサービス」は、入力されたクレジットカード情報を「トークン(別の文字列)」に変換したうえで決済できるサービスとなる。EC事業者は、SBPSが提供する「トークンサービス」のJavaScriptを運営するECサイトに組み込むことで、クレジットカード情報の非保持化が実現できる。
クレジット取引セキュリティ対策協議会発表の「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」では、クレジットカード情報の適切な保護の観点からクレジットカード情報を保持するすべての事業者に対して、原則、クレジットカード情報の非保持化もしくはペイメントカードの国際セキュリティ基準である「PCI DSS」への準拠を2018年3月までに実施するよう要請している。
SBPSは「トークンサービス」の提供により、EC事業者のクレジットカード情報の非保持化の実現とセキュリティ対策の強化を支援していきたいとしている。