2010年9月9日17:03
NTTドコモ(以下ドコモ)は、同社が提供する「iD」の会員数が、2010年8月末に全国で1,500万を突破し、1,509万会員になったと発表した。iDの会員数は、2005年12月にサービス開始後、2007年11月に500万、2008年12月に1,000万を突破し、開始から約4年9カ月で1,500万会員に到達した。
iDを利用できるおサイフケータイの契約数は3,750万契約を超え、ドコモの契約者の6割以上のユーザーがおサイフケータイを利用しているという。また、iDにはドコモが提供するクレジットサービス「DCMX」のほか、三井住友カードなど合計68社のカード会社が対応している。一方、iD対応決済端末台数は全国で約48.1万台。例えばコンビニエンスストアでは、2006年のam/pmへの導入をはじめ、2010年7月にセブン-イレブンへ導入完了、10月までにはセイコーマート全店への導入を予定しており、現在全国のコンビニエンスストアの約9割の店舗でiDが利用可能となっている。コンビニエンスストアにおけるiDでの購入単価が、現金を含めた全体の平均購入単価全体に比べ20%以上高いといったデータも出ているという。また、マクドナルドや、コカ・コーラなどの自動販売機、タクシー、家電量販店、ショッピングセンターなどで利用できる。このような対応機種、対応カード、利用シーンの拡大に伴い、月間のiD利用件数は1,688万件を超えているという。