2023年1月31日16:12
NTTドコモは、電子マネー「iD」が利用できる決済端末の設置台数が、2022年12月末で 200万台を突破したと発表した。
iDは、2005 年 12 月にサービス提供を開始。NTTドコモでは、iD をオープンモデルで提供しており、決済端末の設置や利用者へのカード発行を行う事業者は、計 80 社(2022 年 12 月末現在)となった。カード会社や銀行、コード決済事業者など、さまざまな事業者とともに、「キャッシュレス化」の進展に向けて取り組んでいる。
近年では、POS レジの代わりに、タブレットなどのモバイル端末と決済専用端末により、キャッシュレス決済を導入できるmPOS(モバイル POS)が普及したことで、中小規模店舗におけるキャッシュレス決済の導入が進み、iD 決済端末の導入も大幅に増加したそうだ。
また、さらなる iD の普及に向け、ドコモは従来の決済専用端末に加えて、スマートフォンなどの汎用デバイスを活用した廉価な決済端末の実現を推進する取り組みも行っているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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