2016年9月11日9:00
ラックスリサーチ(Lux Research)によると、米国小売が先進的なインドアセンシング(AIS)を最も積極的に採用していることがわかった。AISはインターネットと接続し、いわゆるIoTサービスを実現する。
導入の主な目的は、業務の合理化によるコスト削減ではない。トップラインを拡大するためである。売上を伸ばすための施策だ。
消費者のスマートフォンやウェアラブルと連携し、店内の誘導や、プロモーションを通知する。ポケモンGOと同じように、小売店舗の前を通過すればキャンペーン情報や自分のウィッシュリストの商品がリマインドされる。
店内に入ると、その商品を販売している場所に誘導。他の商品との比較やその商品の詳細情報をわかりやすくみせてくれる。従業員では追いつかない商品情報を、IoTのバーチャルアシスタントが解説してくれるかもしれない。