2016年9月20日8:00
フェイスブックのチャットアプリMessengerを利用したチャットボットが急拡大している。2016年4月にスタートしたサービスだが、5月には10,000件の開発者が参加。7月には11,000件のチャットボットが誕生した。
現在参加開発者は34,000人、チャットボット数は30,000件に拡大している。チャットボットは対話型仮想ロボット。スマートフォンやタブレットのMessengerアプリを通じて、仮想ロボットと対話しながら、ショッピングできる。
仮想ロボットが推奨する商品を選び、あらかじめ登録したカードやペイパルなどの決済手段で購入が完了する。チェックアウトの際、支払いページにリダイレクトせず、Messenger上で完結するから便利だ。
Messengerのチャットボットを推進しているのは、元ペイパルCEOのデビット・マーカス氏。経営よりも商品開発に注力したいと、フェイスブックに移籍した。
まだ現在はトライアル期。開発者との協業が重要だ。そのため、Messengerをバージョンアップし、Messenger platoform v1.2をリリースした。