2017年6月5日19:38
オンライン決済サービスを提供するStripeは、米国現地時間の2017年6月1日、Stripeアカウントのダッシュボード管理画面に直接組み込まれるデータ分析とクエリツールである「Sigma(シグマ)」を発表した。Stripeユーザーは、Sigmaを用いれば、財務統計データを瞬時に入手可能だ。
Sigmaは、ユーザーのStripeアカウントに統合されているため、セットアップや継続的なメンテナンスが不要だ。また、企業内であれば誰でもStripeデータを分析することができる。さらに、クエリを保存し、チーム内での共有も可能だ。ユーザーは、SQLで無制限にクエリを作成できるという。
なお、Sigmaには15以上のテンプレートがある。そこから、請求書発行や顧客ライフスタイルの分析に加え、「未払い請求書がある顧客の特定」「毎月の売上総額」「毎月のキャッシュフロー推移」といった収益に関連する問題を把握可能だ。