2017年10月5日15:00
Stripeは、組み込み式 UI コンポーネントである「Stripe Elements」を発表した。
Stripe Elementsでは、入力時にリアルタイムでフィードバックを自動的に提供し、入力ミスを早い段階で把握できるようにしている。また、カードの発行国に応じて、必要な入力項目を動的に特定し、適切にローカライズする。さらに、カードの形式に合わせた処理手続きを行えるようにしている。そのほか、1回の連携処理で、Apple PayやPayment Request APIと常時連携することができる。
Stripeでは、Stripe Elements を利用すれば、現行の PCI DSSに容易に準拠することができるとしている。機密性の高いデータの扱いでサーバの運用に影響が生じることはなく、簡易な方法でPCI DSSの要件を満たすことが可能となり、期限の制約を受けながらコストをかけて監査対応をする必要がなくなるとしている。また、自己問診 (SAQ-A)のドキュメントを自動的に作成することも可能。
なお、Stripe Elements は、支払いのフローを最適化することを目的として、Stripe のフロントエンドチーム、デザインチーム、アナリティクスチームの協力のもとに開発されたという。