2017年6月7日12:22
三井住友カードは、SCSK、アドバンスト・メディアと協働し、三井住友カードの債権回収業務部門(大阪拠点)にアドバンスト・メディアが提供する音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite2」を導入し、オペレータの通話品質向上および管理者による効率的・効果的なリアルタイムモニタリングの実現に向け、2017年6月1日から稼働を開始したと発表した。
AmiVoiceを導入することにより、利用者との会話内容が瞬時にテキスト化され、リアルタイムモニタリングが可能となる。さらに、指定ワードを発話した際にオペレータが使用している画面にFAQを自動掲出させたり、オペレータの研修にテキスト化された過去通話を活用することもできるため、応対品質向上およびオペレータの業務サポートにもつながるそうだ。
三井住友カードでは従来よりオペレーションシステムや通話録音装置を導入し、オペレーションシステムを活用した各種法令への対応や、折衝記録並びに通話録音装置を活用したモニタリングを実施することで、法令遵守に努めてきたが、今回のAmiVoice導入により、債権回収業務における更なる法令遵守体制・モニタリング体制の高度化が図れるとしている。