2018 年1月5日8 :39

2020年に向けて必要な決済セキュリティを網羅した恒例のイベントを開催
国際的なセキュリティ動向、決済処理事業者のインシデント対応、PCI DSS動向、リアル加盟店の非保持化対応などを紹介予定

国内で進められるセキュリティ対策。国内のさまざまなプレイヤーが参加する「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が2016年2月に発表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」における、カード情報の漏えい頻度の高いEC加盟店の遵守期限である2018年3月末が迫りました。

また、2018年6月の改正割賦販売法の施行も迫り、加盟店は接触ICカード対応が求められます。さらに、実行計画では、対面加盟店は2020年3月末までにそれぞれカード情報そのものを保持しないか(P2PEなどの非保持同等も含む)、保持する場合はPCI DSS準拠を完了することとなっています。PCI DSSについては大規模な企業の場合、委託先も含めたクレジットカード情報の責任の所在を明確にすることが求められます。

ECにおける不正使用対策では多層的な対策が求められますが、今後は3-D Secure(3-Dセキュア)2.0、生体認証等の動きも注目されます。

それに加え、近年は、EC加盟店などからカード情報が漏えいする事件も相次いでいます。カード情報は自社で厳格に保護することはもちろん、仮に情報漏えい当事者になった際、迅速な告知や対応が求められます。

ペイメントナビ編集部およびペイメントワールド編集部では、2011年から計5回のフォーラムを開催して参りました。 弊社では、2017年3月2日に6回目の「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2018」を開催します。今年は、250名を超える規模での開催を予定しております。

有益なセッションがそろっておりますので、ぜひ参加をご検討いただければ幸いです。

開催日時 2018年3月2日(金)9時55分~17時40頃を予定(開場9時30分頃を予定)
※本時間は目安となり、講演プログラムが出揃った際は変更の場合がございます。
開催場所

品川フロントビル会議室
http://front-c.jp/
http://front-c.jp/access/
品川駅港南口より 徒歩3分・JR品川駅中央改札より 徒歩5分・京急品川駅改札より 徒歩8分

開催テーマ 対面・非対面決済のセキュリティ対策を紹介
安心・便利なクレジットカード決済に向けて
「ペイメントカード・セキュリティフォーラム2018」
参加対象者

カード加盟店、対面の店舗、EC決済取引を行う企業、サービスプロバイダー(決済処理を行う決済代行事業、決済処理事業者)、カード会社の方のみのお申し込みとさせていただきます(※2月1日~)。また、カードセキュリティ関連企業、審査機関、セキュリティ商材販売企業などのお申し込みも可能です受講表の送付に向け、応募者多数のため、加盟店やカード会社をはじめとしたカード会員情報取扱企業のお申し込みを優先させていただきます。なにとぞご了承ください)。

主 催 株式会社TIプランニング
協 賛

●株式会社スクデット
●ジェムアルト株式会社
●タレスジャパン株式会社
●PSS株式会社
●マクニカネットワークス株式会社
五十音順(2018年2月6日時点)

協 力 ●ペイメントナビ編集部(カード情報ポータルサイト)
参加費用 無料(参加には、おひとり様ごとの事前登録が必要です
定 員

250名 → 定員を超過のため、拡張して対応します

①講演テキストを配布します(ご講演企業の意向により配布できない資料もございます)。
②「カード決済&セキュリティの強化書2018」をプレゼントします
③終日の参加およびアンケートの回答で、決済セキュリティ、PCI DSS、P2PEなどの対策、セキュリティ対策を紹介した書籍「ペイメントカード情報セキュリティ対策の仕組み」をプレゼントします途中入場、退席などをされた場合は、プレゼントの対象となりません)

事前登録サイト 本セミナーのお申し込みは締め切らせていただきました

※本申し込みにあたりお預かりしたお客様の個人情報(氏名、住所、電話番号等)は、主催、協賛各社において、今後の営業、マーケティング、各社取り扱い製品またはサービスに関するご案内のために利用させていただく場合があります。なお、ご記入いただきました個人情報につきましては、各企業の個人情報保護ポリシーに則って、適切に扱われます。

■講演プログラム(予定)
1月中に順次、講演プログラムを追加して、紹介する予定です。

内容

◇9時55分~10時

開会挨拶

◇10時00分~10時40分(予定)
Visaのセキュリティ強化に向けたビジョンと取り組み
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 チーフ・リスク・オフィサージョン・クロスリー氏

カードの対面取引ならびに非対面取引における不正動向に対する国際的な取り組みと今後の方向性について紹介します。

◇10時45分~11時25分(予定
事例から学ぶPCI DSS対策
暗号化/トークナイゼーション導入のポイントとは!
ジェムアルト株式会社 アイデンティティ&データプロテクション事業本部 チャネルセールスマネージャ 前田 俊一氏
TIS株式会社 プラットフォームサービス本部 プラットフォームサービス事業部 プラットフォームサービス営業部 副部長 中村 敬氏

2018年3月末の対応期限が迫るPCIDSS準拠において、加盟店にはクレジットカード情報の非保持化が推奨されておりますが、必ずしも非保持化ができない加盟店やそもそも対象外のカード会社やPSP(決済代行)にとって、強固なセキュリティ対策は最重要課題です。

今回のGemaltoのセッションでは、その対策の中で「暗号化」によるカード情報の秘匿化、「トークナイゼーション」によるPCI監査範囲の極小化について、参考とすべきガイドラインや実効計画でのポイント及び検討すべき注意点を、事例を交えつつお話いたします。

◇11時30分~12時10分(予定)
世界初 セキュリティー万全なカード登場
PSS株式会社
講演:Hunz Lee氏 (APS A.S. Executive Director

世界初 セキュリティー万全な機能搭載クイレジットカード概要説明。

※ご講演者が変更となりました。

◇13時5分~13時45分(予定)
決済環境の多様化とセキュリティ
タレスジャパン株式会社 e-セキュリティ事業部 シニア・セールス・エンジニア 山神真吾氏

タレスは、過去30年にわたり、セキュリティ製品を市場に提供するだけでなく、GP、PCI-SSC、EMV.coやANSI X9のメンバーとして、決済環境のセキュリティ基準の策定にも貢献してきました。モバイル・クラウド・ブロックチェーンなど新しい技術の台頭により、そのセキュリティについて、より一層の注目を集めています。このセミナーでは、多様化する決済環境におけるセキュリティ対策のポイントについて説明します。

◇13時50分~14時30分(予定)
不正アクセスへの対応で得られた教訓と今後の取り組み
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 上席執行役員 システム本部 ITサービス統括部 統括部長 兼 CTO 三谷 隆氏

GMOペイメントゲートウェイは、8万6,136店舗(GMO-PGグループ2017年12月末現在)の加盟店に総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。本講演では、セキュリティ事案発生時の実態と対応のポイント、その教訓から得られた対策や取り組みについて、実例をベースにお話させていただきます。

◇14時35分~15時15分(予定)
オンラインにおけるカード決済不正と対抗策の過去10年とこれからの展望
株式会社スクデット 代表取締役 細江啓太氏
ジグザ株式会社 代表取締役 櫛田和洋氏
株式会社スクデット CMO 伊藤拓典氏

カード決済における過去10年間の不正動向とそれに対抗する施策を振り返るとともに、最近の傾向から見る今後の不正傾向と対抗策について見通しを語ります。また不正対策と関連が強くなっている業務自動化ロボット(RPA)について、専門家を招いて説明してもらいます。

◇15時30分~16時10分(予定)
PCI DSSの最新動向と国内での今後の方向性

日本カード情報セキュリティ協議会

2018年6月の改正割賦販売法の施行、実行計画におけるEC加盟店の遵守期限が迫って参りました。日本カード情報セキュリティ協議会は、国内においてPCI DSSの普及・啓蒙活動を行っています。今回はPCI SSCなど、PCI基準の最新動向、国内でのPCI DSSの推進状況などについて紹介します。また、国内におけるJCDSCの活動や今後の展開についても説明させていただきます。

※PCI基準に関してはPCI SSCからのコメントを紹介する予定です。

◇16時15分~16時55分(予定)
安心・簡単な“カード情報非保持化”実現ソリューションのご紹介
マクニカネットワークス株式会社 技術統括部 第2技術部  部長 高橋 峻氏

カード情報取扱い事業者様におけるカード情報の漏えいリスク低減策として、PCI Point to Point Encryption(DUKPT)、非保持化(トークナイゼーション)が注目されています。
当セッションではマクニカネットワークスの提供するPCI P2PEソリューション、非保持化ソリューションの事例を交えながら、ご検討中のお客様に導入のポイントや実施していただく運用についてご紹介します。

◇17時00分~17時40分(予定)
カード情報非保持化とICクレジットカード決済に対応可能なPOSシステムの構築について
株式会社東急ハンズ 執行役員オムニチャネル推進部長 兼 ハンズラボ株式会社 代表取締役社長 長谷川秀樹氏

東急ハンズは、一部店舗で運用しているiPad POSシステムにICクレジットカード決済機能を追加し、さらにクレジットカード情報を東急ハンズのシステムを通過も保持もせずに精算が完了するシステムを順次、各店舗に導入しています。これにより、クレジット取引セキュリティ対策協議会の「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」で定めたカード情報の非保持化を実現し、ICクレジットカードによるセキュアなカード取引を実現しました。また、オンライン決済でも「ダイレクト型」の決済を採用するなど、セキュリティを強化しています。今回はリアル、ネット双方で非保持化の実現を目指している東急ハンズおよびハンズラボの取り組みについて、紹介します。

■本セミナーは、あくまでも加盟店やサービスプロバイダのセキュリティ意識を高めるという目的のもと、国内および国際的なセキュリティ対策の推進、PCI DSSの動向、加盟店の非保持化対策、決済処理事業者のインシデント対応などを紹介する予定です。ぜひ多くの方に参加をご検討いただければ幸いです。
※プログラムは、予告なく変更される予定です。また、協賛企業は追加になる予定です。予めご了承ください。最新情報は、本サイトをご確認ください。

本セミナーのお申し込みは定員に達したため、締め切らせていただきました。

【事前に必ずご確認のうえお申し込みください】
・ご登録情報は主催者ならびに3月2日の協賛企業で共有されます

・ご講演スライドと配布資料はご講演企業の意向により、異なる場合があり、配布がないケースもございます。
・また、会場の後方はスライド画面が見えにくい場合がございますので、当日は前方にお座りいただくことをお勧めします。
・セミナー中の写真撮影、録音はお断りさせていただきます

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